荻窪用水
萬松院の境内を流れる荻窪用水
荻窪用水は、江戸時代(工事開始は寛政9年/1797年)に小田原藩の水田開発事業として開かれました。
箱根町塔ノ沢付近で早川の水をせき止め、そこから山間を抜け、荻窪へと繋がる全長10.3キロメートルの用水路です。
荻窪用水ができると境内の畑は200枚近い段々の水田に造り変えられました。
一坪、二坪という小さな田もあって、千枚田のような景色でしたが、今では田もほとんど無くなって、畑や駐車場になっています。